かかしってなつかしい
かかし作りといっても特別な技術が必要というわけではないようだ。古着でワラと木の棒をくるみ、強く縛り付ければおおむね完成。農家では子供などが作ることも多いようだ。市販のものは風船に目玉が描かれたものなどがほとんどだから、こうした味のあるものはなかなか売っていない。今度、かかし作りに挑戦してみようか。
かかしを高性能化しようと思えば、例えば田んぼの端から端までレールを通してその上を走らせたりするのはどうだろう。発光・発声のギミックなんかも盛り込めば、劇的に効果は上がるだろう。しかし、そこまでやっても動物というのはすぐに慣れてしまうらしい。まさにかかしと動物は永遠のライバル同士、といったところか。
かかしというニックネームの人が会社にいる。仕事らしい仕事をほとんどせず、動くことがない人のことで、もちろん本人のいる前では口にできないニックネームだ。昼あんどんなどという言葉もあるが、何もしないだけ、こっちのほうがさらにひどいということだ。かかしなんて呼ばれる人は、本当に何もしないってわけだ。
かかしというのは人の姿を模している。だから地方によっては有名人そっくりなものを作り、それを集めることで観光資源として活用しているところもあるんだそうだ。現在は田んぼに色の違う稲を植えて地上絵を作ったり、自由に立ち入れる田んぼを作ったり、かかしに限らず、農業を利用した観光資源が増えてきたらしい。
